public static class hiTry.T extends Object implements AutoCloseable
tryブロックの入りで宣言すれば、入りと出でトレースを出すことができます。
final static boolean D=true; void foo(String arg_){try(hiTry.T _t=hiTry.T.t(D,arg_)){ <-- ここと // なんだかんだ }} <-- ここでトレースが出る
hiU.i()に自動で動くhiU.o()が組み込まれたようなものです。
引数は先頭にbooleanがある他はhiU.i()と同じとなります。
一つの関数内でhiU.i(),hiU.o()と共存させると、トレースは混乱したものとなりますが、hiU.m(),hiU.p()との混在は問題ありません。
例外が発生した場合でも途中でreturnした場合でえもhiU.o相当の動作を行います。
先頭のbooleanはトレース出力を出すか出さないかを指定しています。
修飾子とタイプ | メソッドと説明 |
---|---|
void |
close()
tryブロックの最後に自動で呼ばれる処理.
|
void |
fm(String frmt_,
Object... args_)
関数内でのメッセージ出力(フォーマット付き).
|
void |
fo(String frmt_,
Object... args_)
関数outのトレース(フォーマットメッセージ付き).
|
static hiTry.T |
ft(boolean disp_,
String frmt_,
Object... args_)
関数inのトレース(フォーマットメッセージ付き).
|
void |
m(String... msg_)
関数内でのメッセージ出力.
|
void |
o()
ブロック途中での終了を明示する.
|
void |
o(Object... arg_)
ブロック途中での終了を付加情報付きで明示する.
|
static hiTry.T |
t(boolean disp_)
付加表示要素無しのトレース.
|
static hiTry.T |
t(boolean disp_,
Object... arg_)
付加表示要素1個のトレース.
|
public static hiTry.T t(boolean disp_)
disp_
- false:トレースしない、true;トレースするpublic static hiTry.T t(boolean disp_, Object... arg_)
disp_
- false:トレースしない、true;トレースするarg_
- 表示要素public static hiTry.T ft(boolean disp_, String frmt_, Object... args_)
スレッドid、ネストを表す縦バーの並び、-->、関数名、付加メッセージ の形のメッセージを出力します。
disp_
- trueの場合トレースするfrmt_
- 付加メッセージフォーマットargs_
- 引数(不定個)public void close()
close
インタフェース内 AutoCloseable
public void o()
構築子でfalseが与えられている場合は無処理です。
ブロックの途中のreturn前に配置すればソース上の行番号を出すことも出来ます。
これを置かなければ途中のreturnでもブロックの終わりの行番号が出ます。
hiU.oを使うと"<--"がhiU.o部とブロックの最後の2か所で出ることに注意してください。
public void fo(String frmt_, Object... args_)
スレッドidなどのフォーマット、ネストを表す縦バーの並び、<--、関数名、付加メッセージ の形のメッセージを出力します。
frmt_
- フォーマットargs_
- 引数列public void o(Object... arg_)
構築子でfalseが与えられている場合は無処理です。
ブロックの途中のreturn前に配置すれば指定の値とともにソース上の行番号を出すことも出来ます。
要素は9個まで記述できます。複数指定した場合各要素の間には空白が置かれます。
arg_
- 表示する値public void m(String... msg_)
スレッドidなどのフォーマット、ネストを表す縦バーの並び、付加メッセージ
の形のメッセージを出力します。
hiU.m(str)
とほぼ同じですがTがfalseで作成された場合出力しません。
msg_
- 付加メッセージpublic void fm(String frmt_, Object... args_)
スレッドid、ネストを表す縦バーの並び、付加メッセージ
の形のメッセージを出力します。
hiU.fm(str,obj...)
とほぼ同じですがTがfalseで作成された場合出力しません。
frmt_
- フォーマットargs_
- 引数列