思うまま

2025年9月11日(木) 粋な計らい?

 先日、知り合いの方から送られた封筒に写真のようなはがきが貼られていました。元の封筒を見たら85円切手が貼られていました。
 昨年の10月1日から定形郵便料金が110円に値上げとなりました。この郵便は25円不足していることになります。私が知る限り配達時に不足料金を支払うと受け取ることができると思っていました。昨今、宅配便の再配達が問題化されていますが留守宅が多いのではないでしょうか。特別郵便でもないのに対面して不足料金を受け取るのも非効率です。配達員の数も減っているのでしょう。
 このハガキに不足分の切手を貼って投函すればめでたしめでたし。払いたくなければ受け取れない旨のメモを貼り付けて投函すればいいのだそうです。郵便局の説明(ハガキの表面)では、郵便物等を迅速・簡便にお受け取りいただけるよう、ひとまず、お届けすることといたしました。とあります。
 良い対応だと思いますが、こま切れに値上げを繰り返している現実にも目を向けるべきでしょう。普通郵便が最大中3日かかるというのを聞いてますます郵便に利用が減るのではないでしょうか。昨今クレジットカードの利用通知などもオンラインを勧められますし、紙で通知する場合有料になったりしています。たかが110円されど110円、速達・簡易書留を勧められますがなかなか。
 今回、25円切手がなかったので50円切手を貼りました。引き出しには色々な額面の切手がたくさん残っています。組み合わせて110円に近くなるように貼って出しているのも事実です。余りに消費税に忠実に料金を変更したため、63円とか84円、ハガキが85円になると差額用の22円切手を出したりするものだから大変です。